気がつけば。

あっという間にゴールデンウィーク終わりました。

ときどき猛烈に後ろを振り返りたくなります。でもいま自分がしなければならないのは、前を向いて歩くことであって、過去を懐かしむことではありません。
何のために北海道を出たのか。
心地よいお湯の中でずっとたゆたっていてもそれはそれでよかったかもしれない。生まれ育った土地で親しい仲間がいて両親がいて。一生北海道にいることにしたってよかったかもしれない。
けれど、時が経てばいずれ親しかった人たちと離れ離れになります。就職すれば勤務地のわがままなんて通らないでしょう。
父親のように獣医を志せば北海道に一生とどまることはできたかもしれません。物理で飯を食おうと決心ときにはもう、北海道から出なければいけないことは決まってしまっていたのでしょう。私はそのときには知らなかったけれども。

まあ、開拓者魂か何かしりませんが、何かを創り出すことに喜びを感じ、楽観的で向上心と好奇心の塊の人間ですから、遅かれ早かれ飛び出すことにはなったのだと思います。
飛べるところまで飛んでみたいと思って北海道を出たのですから、高所恐怖症の私は下を見ずに飛び続けるべきなんだろうと思います。いつかどこかの山の頂上に到着するかもしれませんし、海の底に沈んでいるかもしれませんが、とりあえず今は前を見てないと行ける所にもいけなくなるかもしれませんし。
今の二年間でこれからの人生の方向が決まると思っています。怠けていれば2年間なんてあっという間だと思うので、やるべきことをやったと言える2年間にしたいと思っています。

まだ一ヶ月くらいしかたっていないのに、懐かしみ始めていたので文章にしてみました(笑)。