中国旅行記 第二日目 前編

朝、ホテルの朝食を食べる。バイキング形式だった。見た目からは想像できない味のものがいろいろあった。赤い1cm角の豆腐的なものは、豆腐ではなく何かが濃縮された非常に濃い味。肉だと思った平たい固形物は食べたら肉ではなかった。あれは舌に合わなかった。あとでわかったことだが豆腐を圧縮したようなものだったらしい。不思議だったのは、飲み物が全部あったまっていたこと。コーヒーや紅茶がホットなのは良い。ミルクがホットなのもまだ良い。しかし、なぜオレンジジュースがホットだったんだろうか。

朝のホテルの窓から。

朝、車で三時間くらいかけて黄山へ向かう。黄山へ向かう途中、山道で見通しの悪い上り坂の頂上で猛烈に追い越しをかけるバスや車があった。対向車線から車が来たらあれは絶対ぶつかる。しかし、こっちの車の運転技術はたいしたもので、紙一重で人や自転車やスクーターや車をかわして行く。山道を車でのぼっていくうちに霧の中に突入した。ロープウェーに乗ってさらに上へ行ったが、ロープウェーからは霧で何も見えなかった。

ロープウェーを降りた後、山頂付近のホテルまでは1キロくらいある。周りの観光客は韓国人ばかりで、日本人は一人も見なかった。道はすべて幅2メートルくらいで舗装されていた。坂道はすべて階段だった。一泊8888元の江沢民が泊まったホテル(お金と社会的地位がないと泊まれないそうだ)を横目に、さらに歩く。

ホテルへの道のりの途中の池。

説明されたが忘れてしまった。残念。

恋人が背中を合わせて立っているように見えることから名づけられた木。名前を忘れてしまった。

崖から生える松の木

傘のように見えるから、と名づけられた木。名前は失念。

8888元ホテル。右の二枚は違うホテルかもしれない。記憶が……。

そして、ホテルへ着き、荷物を置き昼食を食べる。ここの昼ごはんはどれもおいしかった。ほうれん草がうまい。


霧の中へ。

泊まったホテル。

そして午後、山頂への、3時間近くのハイキングがはじまるのだった……。