最近。

ローマ人の物語塩野七生著)の文庫版11まで読みました。カエサルの「内乱記」あたりの話です。カエサルが生きた時代は紀元前50年頃(このときくらいに「ガリア戦記」を書いたはず)なので、新約聖書より「ガリア戦記」の方が古いのが驚きです。

ほかにはアシモフのエッセイとか(名前忘れてしまった)、「アーロン収容所」

アーロン収容所 (中公文庫)

アーロン収容所 (中公文庫)

イリアス(上)」(下はまだ読んでいません。ローマ人の物語が面白いもので。)
イリアス〈上〉 (岩波文庫)

イリアス〈上〉 (岩波文庫)

ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡」
ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡

ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡

「ビッグバン宇宙論(上)」(下は中古に売っておらず探してます)
ビッグバン宇宙論 (上)

ビッグバン宇宙論 (上)

などを読みました。「イリアス」は非常にゆっくり時が流れていて、また比喩が独特で長いのですが、慣れてくるととても読みやすく面白いです。話の流れを追うのではなく、話の語りを楽しめると面白く読める本だと思います。「アーロン収容所」は戦後ビルマでイギリスの捕虜になった人の話ですが、イギリス人兵士達の徹底的な洗練された差別が恐ろしいです。読む価値はあると思います。文化の違いについて考えさせられました。「ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡」は映画にもなりましたが、非常に面白かったです。性格は悪く子供じみているが周りが手助けせずにはいられない状況がよくわかります。「ビッグバン宇宙論(上)」、宇宙(天)の法則を求める人たちのドラマが読めます。古代の人はすごかったと再認識できます。ギリシャ時代にすでに地球の大きさをはかっていたのですから。

次は「ガリア戦記」かイリアスか、「ニュートンズクエイク」か乙一でも読もうかと思っています。