前日

今日はSSFC13の開幕前日ですね。私は最近はグレッグ・イーガンの短編集「ひとりっ子」を読んでいました。もう少しで最後の短編を読み終わります。いやー、面白いですね。着眼点というか、アイディアというか、まさしくSFという感じです。読んでいるととても書きたくなってきました。最近空き時間にハヤカワのコンテスト用の短編のアイディアを練っているのですが、イーガンに先を越されている感じを受けます。ニューロ・コンピュータの話を少し練っています。最近の研究の知見を生かすような話を作れたら面白いなと思いまして。自分の専門(超伝導)を生かした話も少し考えているのですが、いかんせん専門的すぎて難しいです。SFにするなら断然宇宙系の研究の方が扱いやすいですね。私が研究している固体物理はちょっと渋い感じがあって使いにくいです。使うなら統計力学がらみで相転移話を練るとよいかなといま思いました。