慌ただしい。

伊東は非常に楽しかったです。
メバルカルパッチョ、野菜とメバルが同じくらいの量入っていました。いろいろなお店に行って、魚を食べまくり。タイも食った。アジも食った。うにもいくらも食った。そして生しらすも。
伊東のおすすめのお店は「五味屋」です。丼もので上に乗っている魚だけでおなか一杯になれるし、なにより安くてうまいです。
おすすめです。

「物性若手夏の学校」(八月初め)とか「日本物理学会年次大会」(九月終わり頃)とか、修士論文とか、三本目の論文になりそうでいまだならない研究とか、いろいろあって慌ただしい日を過ごしています。

伊東ではごろごろ宿で読書したりしてました。

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

を読みました。これを読み始めたきっかけは、いつかのSFマガジンで「エンダーの子供達」という本が紹介されていたからです。それを読んで、「このシリーズはきっと面白いに違いない」と思っていました。この前ふと古本屋で「エンダーのゲーム」を見つけたので、衝動買いしました。
とても面白かったです。興味深かったのは、1980年代に書かれているにもかかわらず、ネットの記述が現代に地続きになっているように思えるところです。「ゲーム」がまだファミコンやパソコンの「ゲーム」をささなかった時代に、これほど「ゲーム」を書けるのは驚きです。エンダーがゲームを攻略する様は知的なパズルを解くのを見ていくような心地よい感覚があります。
読んでよかったと思える話でした。