時差。

今回の論文の内容の共同研究者はスイスに住んでいます(日本人)。時差は8時間。論文のチェックをお願いしているのですが、ものすごい量の指摘が返ってきます。それを直してまた送ります。するとまたものすごい量の指摘が返ってきます。
日本国内であれば、お互い丸一日かかるので、一往復丸二日かかります。しかし、こちらが夕方になると向こうが起きてくる感じの時差なので、自分が朝起きたときには大量の指摘メールがやってきます。つまり、一往復が一日ですむのです。お互いに相手が寝ている間に研究している形になるので効率がよいことがわかりました。
自分の文章が添削されるというのは、小説を書いているから慣れているのですが、やはり少しへこみます。特に、英語の初歩的ミスが多すぎてへこみます。そして一つ一つsつけわすれとか言い回しの改善とか論理的整合性チェックとかを驚く程の早さでやってのける共同研究者のHさんの能力には脱帽です。Hさんはポスドク(研究者の武者修行のようなもの)をしているのですが、さすがパワフルだなと思いました。
しかしゼミの準備もあって目が回りそうです。